2016年6月22日水曜日

ファンを獲得する

ブログでも、書籍でも、文章を書いて、読者をファン化させることでビジネスは加速します。

しかし、ひと言でファンと言っても、二種類のファンがいることに気づいているでしょうか?

ひとつは、あなたのコンテンツのファン。
コンテンツのファンということは、それを書いた人は誰でもよくて、あなたの書かれていることに対するファンということです。
書籍を出版して、買っていただけるのは、このコンテンツのファンとなります。
ビジネスでいうなら、お客さんになってくれる人です。

そして、もうひとつは、あなた自身のファン。
あなたの人柄や思想、考え方、姿勢、こだわりなど、あなたの書いているコンテンツではなく、人としてあなたに魅了されたファンということです。
書籍を出版して、応援していただけるのは、このあなた自身のファンとなります。
ビジネスでいうなら、お客さんを紹介してくれる人です。

この二種類のファンを獲得することで、あなたのビジネスは加速するでしょう。

ただ、ファンには二種類いるということは、獲得するために必要なこともそれぞれ違います。
読者ターゲットが違う訳ですから、当然、書くべき内容も違うということです。

では、何が違うのか?

コンテンツのファンは、あなたの書かれていることに対するファンな訳ですから、書かれたことに感謝される必要があります。
簡単にいえば、悩みや欲求にたいする答えを書くということです。
悩んで困っている人に、その答えを書くことで、悩みは解消され、そのことを教えてくれたことに感謝するという流れになります。

逆にあなた自身のファンは、あなた自身に魅了されたファンな訳ですから、あなたの人柄や思想、考え方、姿勢、こだわりなどに共感される必要があります。
簡単にいえば、「この人は素敵だ」「この人はいいなぁ」というような感情を抱かせるということです。
あなたの人柄や思想、考え方、姿勢、こだわりなどを伝えることで、「この人は素敵だ」「この人はいいなぁ」という感情を抱かせることで、あなたを応援したいという流れになります。

この二種類のファンはどっちも必要なので、どっちのファンも獲得できるように、目的を明確にして文章を書くようにしてください。
ただし、ひとつの文章で両方を獲得することは、ターゲットがぶれてしまい、中途半端な文章になりかねませんので、文章を書く目的は1つに絞り、そのための文章をそれぞれ書くようにしましょう。

2016年5月20日金曜日

ノウハウを書く

ノウハウを文章で伝えるためには、論理的な文章が求められます。
その論理的な文章を書くことで、読んでいる途中で「何で?」とか、「ん?」という違和感であったりとか、分かりづらくて「えぇ〜」とかとなったりせず、スッと理解できるようになります。
スッと理解できるので、納得でき、書き手を信頼することにつながります。

では、その論理的な文章を書くためにはどうすればいいのか?

それは型を覚えること。
文章には、論理展開の型というものがあります。

こういうことを伝えるには、こういう論理展開で説明していきましょうというものです。

昔、小学校の作文で習った「起承転結」も文章の型の一つです。
「起承転結」は、読者に飽きることなく物語を伝えるための型です。

他にも…
・論拠
・序破急
・事視意
・目理方結
・起承鋪叙結
といった種類があります。
これらの型は、それぞれ特徴があり、伝えるべき内容によって使い分けるのが一般的です。
それぞれについては、自分で調べてくださいね。

ただ、こういう型を身につけると、文章を書くことが楽になります。

例えば、ブログを書く場合、「今日はこの話しをしよう」と思ったときに、「この話しはこういう内容なので、あの型で書こう」と頭の中で決めます。
そしたら、その型の論理展開にそって、まずあれを書いて、次にこれを書いて、最後にこれを書いて…と書くべきコトが決まってくるので、悩むことがないんですね。

ブログを書くときに、パソコンの前でじっと止まってしまう方は、是非、型を身につけましょう。

そして、一回、型にそって文章をかいてみましょう。
あとは新たに記事を書く場合でも、前に書いた記事をコピペして、論理展開のブロックごとに内容を上書きすればいいわけですから、悩む必要はありませんからね。

たぶんですが、ブログの更新で手が止まってしまう人は、何かの専門家なはずなので、書きたいことはあるのに、それをどういう順番で書いたらいいか悩んでしまうのではないでしょうか?

そういう時のために、型なんですよね。

ブログを難なく更新できる人の多くは、頭の中にこの型のバリエーションがいくつもあって、何かブログを書こうと思ったら、その内容に最適な型を引っ張ってきて、必要な要素を埋めていく作業をしているだけなので、苦もなく書けているんだと思います。

是非、この型を身につけるようにしましょう。

2016年4月20日水曜日

書こうと思うから書けないんです

文章は、書こうと思うと構えてしまい、なかなか書けなくなるものです。
なかなか文章が書けないという人の多くは、パソコンに向かってから何を書こうか考えているから。

人は、何かをしなくちゃと考えると、強迫観念に圧迫されて、逆に手が止まってしまいます。
それででも、「何か書かなきゃ…」と考え込み、頑張ろうとして、ますます書くということに対する苦手意識が増幅していくのです。

私は、これがソーシャルメディア疲れの原因のひとつだと思います。

では、どうすればいいのかというと、書くべき内容と書くべきタイミングをヒモ付けして、行動をトリガーにすることをオススメいています。

あなたは、朝起きたら、歯を磨きますよね。
歯を磨くときに、朝起きて、「何をしようかな?」とは考えてはいないと思います。
それって、習慣化による条件反射です。

文章を書くときも、同様に習慣化による条件反射で書くようにすれば、文章がが書けないという悩みはなくなります。

そのためには、先に書くべき内容のパターンを考えます。
実績紹介、啓蒙記事、告知記事、レポート記事…自分が書こうと思うパターンを書き出してください。

そして、どういうことが起こったら、何を書くのかを決めておくのです。

例えば…
・実績紹介→お客さんの結果が出たら書く
・啓蒙記事→お客さんから質問がきたら書く
・告知記事→セミナーの開催が決まったら書く
・レポート記事→セミナーの翌日に書く
といった感じです。

つまり、何かの事象を条件として、それをトリガーに行動を習慣化すればいいのです。
あなたが「朝起きたら(条件)、歯を磨く(行動)」ということは、「朝起きる」という事象がトリガーとなって、「歯を磨く」という行動をとっています。

このように、こうなったら、これを書くと決めて、それを習慣化させると、文章を書くことで悩むことはなくなります。
是非、試してみてください。