2018年1月24日水曜日

何か説明する場合は決めうちで

書籍でも、ブログでも、何かのノウハウを解説することってあると思います。

そして、そのノウハウをする場合、よく迷われるのがケーススタディです。
簡単に言えば、「こういう時はどうする」ということ。

とくにソーシャルメディアのノウハウの場合、何を目的とするかでいろいろなことが変わってくるため、よく悩まれるようです。

そこで考えていただきたいのが、その解説は誰の解説ですか? 何で読まれているのですか? ということです。

あなたが、もし、ライターとして書いているのであれば、それはケースごとに解説をする必要があります。
しかし、ブログの著名記事であったり、書籍の著者として、その解説を書いているのであれば、あなたがやっていることだけで構いません。

つまり、著名記事や書籍というものは、あなたが書いたということが価値なわけです。
あなたがやっていることを知りたくて読まれるわけです。

逆に言えば、読者が何がしたいかなんて関係ありません。
読者の場合は…なんてどうでもいいのです。

なので、メインの解説は、あなたのやっていることを決め打ちして解説していきましょう。

もし、どうしてもケーススタディを解説したいのであれば、メインの解説に対して付属的に「こういう場合は、こうしましょう」というようなことをその都度書き足しましょう。
決して、その付属的な部分は掘り下げないようにしてください。

これは一見不親切のように思うかもしれませんが、ケーススタディを提示することで、自分はどのケースかで悩んでしまったりするものです。

なので、まずはあなたなりの答えとして、あなたのノウハウをビシッと書いて欲しいのです。
そして、それが著名記事や書籍で出す意義だと私は思います。